2008年04月01日
ハンドキャノン::銃の祖先
どのようなことが問題だったのか、考えてみました。
15世紀頃に使用されたハンドキャノンと呼ばれる銃の祖先は、パイプの一端を閉じて握りを付け、側面に小さな穴を開けた物で、使用時は側面の穴から火の付いた棒を差しこんで火薬に着火した。両手がふさがるため戦闘には不向きで、その後に片手で扱えるように着火装置が工夫され、取り付けられることになる。
火縄銃として知られる銃はマッチロックと呼ばれる着火方式の銃で、銃身と銃把を持ち、火皿を備えていた。火皿は銃身の横に取り付けられており、小さなくぼみの底に穴があり、それが方向を90度変えて銃身にあけられた穴とつながっている。(但し、「90度変えて」穴とつながった方式は、日本では一般的であるが、日本以外の地域のものは、銃身横の穴に直接火皿が繋がっている)火皿には火薬が盛られており、引き金を引くと火のついた縄が火皿に倒れこむ事で着火した。着火すると穴を通じて銃身内部の火薬に火がまわって弾が発射される。マッチロックは生火を扱うので悪天候に弱く、また燃え続ける火縄の補充と管理に手間がかかる。
マッチロックの欠点を克服するために、火打ち式(または燧発式)が開発された。最初に登場した火打ち式銃はホイールロック(歯輪銃)と呼ばれるもので、引き金を引くと黄鉄鉱片に押しつけた歯車状のやすりがゼンマイの力で回転してこすれ合い、火花を発生させて火皿の火薬に着火する。ホイールロックは構造が複雑なため確実性に乏しく、また高価であったため、兵器としてはあまり普及せず、貴族の決闘用などに用いられた。その後に登場したのが瞬発式火縄銃の機構を改造して生まれたフリントロック(火打石式銃)で、引き金を引くと、火打石が強力なばねの反発力で火蓋に取り付けられた鋼鉄製の火打ち金に倒れこみ、火花を発生すると同時に、火蓋が開いて火皿の火薬に着火する。この方式は広く各国の軍隊に普及した。インカ帝国はフリントロック式の銃で征服されている。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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